訪問者に自慢できる、オシャレなミーティングスペースとは?

目次

1.ミーティングスペースは、自宅の応接間のようなもの


出典:https://officesnapshots.com/

一言に応接間といっても、日本の住宅事情を考えると明確な応接間が自宅にないという場合もあります。それでも来客があるとなればおもてなしの場を設け、そこでもやはりオシャレな雰囲気をアピールできると、相手からの印象アップはもちろん、自分的にも達成感が得られるものです。

ミーティングスペースも同様で、とりわけ初めて来訪した方にとっては、そこで会社の第一印象を決めるといっても過言ではないでしょう。何度も訪れている方であったとしても、空間のイメージチェンジがなされ、以前よりも洗練されたミーティングスペースないし応接間に通されたならば、より一層の好印象を抱いてもらえること請け合いです。

いわばオフィスインテリアの顔といっても過言ではないほど重要な空間、それがミーティングスペースなのです。

無論、『とりあえず』片付いただけの殺風景な部屋でもミーティングはできますが、あまりに事務的な空間過ぎた部屋では恐らく来訪者も緊張してしまうはずですし、何より自社のアピールをするにはやや物足りなさを感じざるを得ません。

自宅の応接間と同様で、オシャレと居心地の良さが融合された空間は、会議や商談も楽しくかつ円滑に進めやすくなるはずです。

オシャレなオフィスにはオシャレなミーティングスペースが不可欠


出典:https://www.archdaily.com/

今やグレー一択の無機質なオフィスの方が珍しく、オフィスファニチャーもそこまでお金をかけずとも、それなりにクオリティの高い物がたやすく入手できる時代となりました。

せっかくお仕事の場をオシャレにコーディネートしているのであれば、会社の顔ともなり得るミーティングスペースにも統一感を持たせられると、全体のバランスが整い来訪者からも企業として一目置いてもらえるはずです。

例えば、何か欲しいものができたとして、最終的に2つの商品が候補にあがったとしましょう。双方使い勝手は同じくらい良く、なおかつ同価格帯だった場合…やはり決め手となるのはデザインでしょう。

色や形の好みは人それぞれではありますが、『こだわっている感』というのはとても魅力的に映ります。もちろんそれは流行のデザインを選ぶも良し、あえて人とは違う個性的なデザインを選ぶも良し、持ち物はユーザーのキャラクターを映し出す鏡ともいえるかもしれません。

オフィスデザインも同様で、自社のセンスをアピールする上では欠かせない要素といえます。

まったく同じ仕事が依頼できる2社があったとして、どちらも信頼性が等しいとすれば、自ずとクライアントの足は居心地の良いオフィスの方へ向くことでしょう。

求人情報でも『オシャレなオフィスで一緒に働きませんか?』というキャッチフレーズを提示している企業を良く見かけますが、従業員にとって1日のうち半日以上を過ごす空間は職場なのですから、やはり内装の良し悪しで働き先を選びたいという気持ちになるのも頷けます。

3.オシャレに見えるオシャレなミーティングスペースの定義とは?


出典:https://officesnapshots.com/

オシャレの定義、身も蓋もない言い方をしてしまうと、人それぞれということにはなりますが…ファッションにも多様性があるように、すべての人に受け容れられるデザインを創り上げることは極めて至難の業といえそうです。しかし、これはそれほど大きな問題ではありません。好き嫌いが分かれてしまうことと、オシャレの定義は全く別の話です。

一番重要なのは『バランスの良さ』。

企業のイメージに合わせて、例えば新進気鋭さを前面に出したいのならば、アルミ製のファニチャーに差し色を用いてモダンテイストに、ゆとりを感じさせる寛ぎの間のような雰囲気を求めるのであれば無垢材や北欧テイストのファニチャーでナチュラルテイストにする等、アプローチの仕方は多種多様。

また例えば、明るくポジティブなイメージをアプローチするのであれば黄色やオレンジなどの暖色系を、落ち着いた雰囲気にするならば緑や青などの寒色系を取り入れるなど、色によるイメージも視覚効果として効果は絶大です。

いずれにせよ、一度テーマを決めたら統一感を持たせ、なおかつあまりごちゃごちゃとし過ぎてしまわないことも非常に重要なポイントです。

いくらテイストを合わせて物を選んでも、あれもこれもオシャレだからと空間のなかにめいっぱい詰めすぎてしまうと、今度は清潔感が失われてしまいがち。

バランスの良さこそがオシャレさに直結するのです。

4.素人でもオシャレなミーティングスペースを作れるのか?


出典:http://connectdesignandbuild.com/

ネットで検索したり、書店に足を運べば様々な参考書が見つかりますので、こういうものからヒントを得つつ、予算内でしっくりとくるものを選択することも楽しみの一つといえそうです。

シンプルさを狙おうと思うのであれば、案外低予算でも清潔感のあるミーティングスペースを演出することも可能です。

『ジェネリック』と聞くと大半の方は医薬品を連想すると思いますが、実は家具にも『ジェネリック家具』というものが存在します。これはオリジナルでは手の届かないような高級品だったデザイナーズファニチャーが、時を得て意匠権が切れると、他社からほぼ同じデザインの物が合法的に安く販売されるようになることを意味します。もちろん新品です。

生産コストを下げて作られることにはなりますから、素材など、細部は本来の物とはやはり違うものの、見た目はほとんどオリジナル通りなので、安価にデザイナーズファニチャーの雰囲気を取り入れた、自慢の空間が演出できるようになります。

予算の都合も企業によって様々なので、どこまで追い求めるかはインテリアを担当する者の采配次第となりますが、自社らしいコンセプトはいったいどんなテイストなのかを煮詰めた上で、本物志向で揃えるべき部分と多少の妥協をしても構わないであろう部分とを、うまくやり繰りしなければなりません。

5.やはり、オフィスデザインのプロに任せるのが一番安心なのか?


出典:https://www.designweek.co.uk/

さて、大体のイメージが浮かんでいざやってみようとなったとき、自ら目星を付けたオフィスファニチャーを購入しスペースに配置していくわけですが…先程もお伝えしたように、意外と買い過ぎたという話を良く耳にします。

しっかり寸法も計って購入したつもりなのに、店頭や画像で見たときとは違って「あれ…?」となってしまうことがままあります。購入したのに使わないのはもったいないからと、見合わないスペースに無理をして配置してしまった場合、全体のバランスを損なうことにもなりかねません。

これではいくら1つ1つが素敵なアイテムであったとしても、本末転倒となってしまいます。

また、もう1つ陥りやすいのは、あまりにも『オシャレ』を追求し過ぎたあまり、使い勝手をおざなりにしてしまっていたことに後から気が付くというパターンです。ただ眺めて楽しいだけの部屋であればそれはそれで素敵ではあるのですが、あくまでミーティングスペースという『不特定多数の人が利用する場』であることを忘れてはなりません。

気が付いたときにはもう予算を使ってしまった後…という最悪の事態にならないためにも、考案したイメージをまずはオフィスデザインのプロに相談すれば、見切り発進による失敗を恐れることなく、最短で最良のアイディアを導き出してもらうことが可能となります。

数多くの施工例を持つプロの視点であるからこそ、社風に合った雰囲気を前面にプッシュしつつも、仕事の場としてもふさわしい、使い勝手と快適性をも両立させる提案を打ち出していけるのです。

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